山形県米沢市に『米沢の奥座敷』と呼ばれる小野川温泉で、温泉の湯熱を利用した『小野川豆もやし』について、『満天☆青空レストラン』で食材として紹介されます。
いったいどんな「もやし」なのか?どんな特徴があるのか?どんな栽培方法で値段はどれくらいなのか調査してみたいと思います。
小野川豆もやしの特徴
普段スーパーで見かける「緑豆もやし」は長さが9㎝前後ですが、「小野川豆もやし」は3倍の24~27㎝も長さがあります。
食感が最高で茎のシャキシャキ感と豆の歯ごたえが良く、大豆の甘みと香りが特徴です。おひたしや鍋、みそ汁、炒め物、郷土料理の冷や汁の具など、様々な料理で親しまれています。
根も捨てることなく食べることができ、ビタミンB1、B2、ビタミンC、などが多く含まれています。
小野川豆もやしの栽培方法
一般的にもやしは”水”で栽培されますが、温泉もやしは”土”で栽培されるそうです。
小野川豆もやし生産は、大豆を栽培するところから始まります。
6月に種を蒔き、11月に入ってから収穫し、乾燥させて大豆にします。雪が降り始める前の毎年11月15日に、豆もやしを栽培する室掘小屋(むろほりこや)を共同で建てます。
室掘小屋は木で骨組みを立て、その周囲をカヤ囲んで作ります。室掘小屋の中には室(むろ)と呼ばれる温泉が流れる溝があり、その上に砂を敷き、もやし豆を均一に撒きます。
その上にまた砂をかけ、わら・コモ・トバ等をかぶせ、もやしの生育に適した温度を保ちながら栽培します。
温度が高いと高温障害で軸の部分が赤くなり、低いと生育が遅くなってしまうので、温度管理はとても大切です。種を蒔いてから7日目の朝に収穫し、温泉で洗って束ねられ、11~3月の期間小野川温泉や米沢市内へ出荷されます。
引用:おきたま食の応援団
収穫後は砂のついた根を温泉に浸して丁寧に洗います。
希少な冬限定品のため、価格は・・・。
冬季限定生産となる「小野川豆もやし」は、地元、米沢市周辺ではたいへん人気もあり有名なもやしのため、生産量が限られています。よって地元以外へは出荷されることはほとんどなく、隠れた名品となっています。
参考までに楽天で販売されていましたが、300gx5袋で4,644円。しかも送料別なので、お手軽な庶民のもやしと違い、『超高級もやし』、日本一の高級もやしではないでしょうか?
消費期限については約1週間ほどとの事。普通のもやしは製造日から2~3日後のため、一般のものよりは日持ちするようですね。
筆者は興味はありますが残念ながら買えません・・・。普通のもやしの数倍の価格もする高級品なので・・・。
まとめ
今回、【満天☆青空レストラン】で『小野川豆もやし』が食材として取り上げられるため、事前に調査をさせていただきました。
今が旬の貴重な『小野川豆もやし』、興味のある方は是非購入して食してみてください。歯ごたえ最高の食感が味わえますよ。
収穫は3月までとなりますので、逃すと1年後になってしまいます。
また、テレビで放送されるため、さらに入手困難が予想されますので、放送前の今が購入チャンスだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント