トヨタの出荷停止はいつまで?国内対象車種は6車種でランクルやハイエースも!

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2024年1月29日、トヨタ自動車は豊田自動織機へ生産委託した「自動車用ディーゼルエンジン3機種」で出力試験において、違反行為があったとして、該当エンジンの搭載車種を出荷停止することを発表しました。

この対象となるエンジン搭載するのはグローバルで10車種、うち日本国内の6車種にが対象となります。

今回は、判明した違反行為や、この出荷停止がいつまで続くのか?

そして国内対象となるの6車種とSNSの反応について紹介します。

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目次

トヨタの判明した違反行為

謝罪会見

トヨタの自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験において、どのような違反行為があったのかトヨタの発表内容を紹介します。

<違反内容>

出力試験時に、量産用とは異なるソフトを使ったECUを用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為が行われていました。

引用:https://global.toyota/jp/

「該当するエンジン/車両については、工場で生産した量産品を改めて検証し、エンジン出力の規準を満たしていることは確認しております」

ECUとは、点火機構、燃料噴射装置、スロットル開度、過給器の過給圧、排気、排ガス還元量、動弁機構、セルモーター、イモビライザーなどを制御しています。

要するに、出力試験時の不正な測定が問題となっている訳ですね。

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トヨタの出荷停止はいつまで?

ニュース

1月30日現在、豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響を受け、国内4工場6ラインの稼働を2月1日まで停止すると明らかにしています。

2日以降の出荷再開時期については、国土交通省の指示を踏まえて判断するとしています。

1月30日には国土交通省は愛知県碧南市の工場に、職員6人を派遣し、立ち入り検査を始め、社員への聞き取りなどを行って不正の実態を調べることにしています。

こういった調査結果が明らかになり、トヨタとしても対策の検討、再度認証の取得などを考慮すると、1カ月~2カ月程度はこの状態が続くのではと思われます。

斉藤国土交通大臣も、トヨタ自動車のグループ企業で、不正が相次いでいる状況をガバナンスに関する問題がないかという視点も含め広く調査することを述べているため、それなりの時間が掛かることが想定されます。

【追記】ダイハツ工業は12月20日から全28車種の出荷停止をしましたが、1月15日に5車種の出荷停止を解除。

1月30日には10車種の出荷停止を解除しています。

生産停止工場

国内向けの6車種のうち4車種が国内の工場で生産しており、国内4工場6ラインの稼働を停止します。

4つの工場は、「トヨタ車体」の工場となります。

  • 愛知県刈谷市 富士松工場 第1ライン
  • 三重県いなべ市 いなべ工場 第1ライン
  • 愛知県豊田市 吉原工場 第1・第2ライン
  • 岐阜県各務原市 岐阜車体工業 第1・第2ライン
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トヨタの国内対象車種は6車種でランクルやハイエースも!

対象車種1

国内の対象車種となる6車種について紹介します。

下表の右の『車両仕向け地』に日本の記載のあるものが、国内対象の6車種となります。

尚、出荷停止に伴い、納車待ち期間がさらに伸びることは間違いないでしょう。

対象車種

引用:https://www.netdenjd.com/

ランドクルーザープラド

ランクルプラド

販売開始時期:2020年8月(生産終了)
生産事業体:トヨタ、日野
車両仕向け地:日本、欧州、中東、アフリカ、アジア

ハイエース/グランエース

20230221_granace_00

販売開始時期:2017年12月
生産事業体:トヨタ車体、岐阜車体、トヨタ車体(タイ)
車両仕向け地:日本、欧州、中東、アジア

ダイナ/デュトロ

ダイナ

販売開始時期:2021年5月
生産事業体:日野
車両仕向け地:日本、アジア

ハイラックス

ハイラックス

販売開始時期:2020年5月
生産事業体:トヨタ・モーター・タイランド
車両仕向け地:日本

 

ランドクルーザー300

ランドクルーザー300

販売開始時期:2021年8月
生産事業体: トヨタ車体
車両仕向け地:日本、欧州、中東、アジア、アフリカ

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トヨタの出荷停止に伴うSNSの反応

出荷停止に伴うSNSの反応を見てみましょう。

SNSの反応は、さすが世界のトヨタだけあって多方面で影響がありますしみんな驚きの様子です。

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まとめ

今回、トヨタ自動車の不正発覚に伴い、この対象となるエンジンを搭載する車種が出荷停止するニュースが報じられ、判明した違反行為や、この出荷停止がいつまで続くのか?

そして国内対象となるの6車種とSNSの反応について紹介しました。

世界を代表するトヨタ自動車で不正が相次いでいることに、驚きを隠しきれません。

早急に原因究明と再発防止策に取り組み、出荷停止期間が1日でも短縮できるよう、頑張って欲しいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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