【ブギウギ】誘拐犯の水沢紳吾役のモデルは誰?横田武夫は脅迫状で殺害予告事件

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朝ドラ『ブギウギ』では、1955年まで時が進み愛子が8歳の誕生日を迎えます。

ある日、スズ子のもとに見知らぬ男からの電話で、「娘を誘拐されたくななかったら3万円出せ」という電話が掛かってきました。

この話は時期と内容が少し違うものの、実際にあった話であり、誘拐犯(水沢紳吾役)のモデルは誰なのか?どんな事件だったのか紹介します。

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目次

【ブギウギ】誘拐犯の水沢紳吾役のモデルは誰?横田武夫は脅迫状で殺害予告事件

邸宅

1951年に完成した笠置さんの邸宅

事件が起きたのは1954年(昭和29年)3月31日の事でした。

当時、今の個人情報保護法のない時代は芸能人の自宅住所などが雑誌に公開されており、笠置シヅ子さんも1951年に世田谷に平屋の家を建て自宅住所が公開されていました。

そんな3月31日の朝、笠置家の郵便受けに不審な封筒が投げ入れられていました。

封筒の中には、赤インクでわら半紙にこう書かれていたそうです。

俺たちの結社で金が要るから天神橋下に6万円を置け。さもないと1人娘のエイ子を殺すぞ

これは、殺害予告の脅迫状だったのです。

ネットの情報によると、笠置シヅ子さんは警察に通報し、当初、支払いの期日は2日の夜10時までで、警察が2日に張り込んでいましたが、犯人は姿を見せなかったようです。

するとその夜から脅迫の電話が何度となく掛かってきました。

3日から用心のためマネージャーが泊まり込みを始めました。

そして7日の晩に、笠置シヅ子の提案で電話の会話をテープレコーダに録音したそうです。

脅迫テープを録音

マネージャーが脅迫電話を録音

翌、8日の午後8時、自由が丘の駅前でお金を渡す段取りをつけ、マネージャーがお札の大きさに切り揃えた紙を新聞紙に包んで待っていると、犯人が25分遅れて現れました。

新聞包みを受け取ると、張り込んでいた警察が男を逮捕。

ネット上での情報によると、犯人は30歳の無職の男で横田武夫という人物。

よって、ブギウギでの水沢紳吾役のモデルは『横田武夫』という事になります。

動機は「6月に結婚することになっていたのに、失業してお金に困って思いついた」と証言。

その犯人は翌年の1955年(昭和30年)にも同様の犯行を繰り返し、再び逮捕されるといった事件の内容でした。

残念ながら犯人の顔画像は、情報が古く、ネット上にも一切情報がありません。

1950年台の事なので、インターネットが普及しているはずもなく、こればかりはしょうがありません。

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まとめ

今回は、『ブギウギ』で起こる誘拐未遂事件の誘拐犯(水沢紳吾役)のモデルは誰なのか?どんな事件だったのか紹介しました。

1950年代の事とはいえ、笠置シヅ子さんの身の回りでこんな事件が起きていたことを初めて知りました。

また、デジタル化が進んでいない、インターネットが存在しない時代の情報は、当たり前ですがネット上にほとんど存在していないこともあらためて痛感しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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