石丸市長が語った全員協議会の退席理由の真相!悪いのは議長、副議長!

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広島県安芸高田市と言えば、石丸伸二市長と議会の対決が非常に話題になっていますね。

2023年9月13日の熊高議員の一般質問(2日目)では、今まで詳細が不明だった、令和3年1月19日の全員協議会での石丸市長の退席理由について質問しました。

答弁で石丸市長自らその時の状況を語りましたので、その内容について紹介します。

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目次

石丸市長が語った全員協議会の退席理由の真相!悪いのは議長、副議長!

熊髙昌三 議員の一般質問

熊髙昌三

熊髙昌三議員は市民の声として「議会と市長の対話を行って欲しい」との話から、次の内容を質問しました。

「①令和3年1月19日全員協議会で市長が退席した背景についてあらためてお伺いしたい。」「その時退席された市長の思い、そういった状況を市長自身の口からお聞きしたい」と質問しました。

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石丸市長の答弁

石丸伸二

状況をお伝えすると、執行部から報告等を8件議会に出していました。

石丸市長
これを話します。話を聞きます

で全員協議会が始まって、当時の副議長、石飛副議長ですけども、開会の直後ですね。8件の申出があったと。

ただそのうち4件だけを取り上げるという前提で、

石飛副議長
「これで異議ありませんか?」「異議なし」「では、4件追加で全部で6件で開会します」(元々2件あったので。2+4で6件となります)

その後、議長の挨拶があり、続いて市長の挨拶なんですけども、そこで申し上げました。

石丸市長
「副議長(石飛副議長)、確認しますが、今の議事進行でよろしいんですか?」「こんなふざけた進行はないですよ!」「もう1回やり直してください」
石飛副議長
8つ追加で出してその半分を受けないと、残り4つで異議ないですか?
石丸市長
「そんな聞き方ないでしょ」「1~4を下げるんだったらその理由を図ってくれ」「やり直しを求めます」

と言ったところ、石飛副議長は

石飛副議長
「会議の前に4つだけを受けると決定した」

と言うんですね。

石丸市長
「それでは会議にって日程に沿って会議を始めます」

と始まりました。なので、その後に私は続けて

石丸市長
「都合が悪いことは聞かない答えない。そういう議会(議論を受けない、議論から逃げるという議会)がここに存在する限り、もはや執行部は相対できない」

と伝えました。

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で、それ何の話が8つ上がってたかというと、「居眠り恫喝問題です」それに関する話が8つのうち4つ焦点を絞って細かく区切って出したんです。

ですがそれを受けない、なので

石丸市長
「コミュニケーションまさにこの場にないじゃないですか」「この場でコミュニケーションを断っといて、執行部と意思疎通できるわけないですよね」

 

「コミュニケーション意思疎通を図らないといけないと思われるのであれば、また執行部の方に声をかけてください」「このままでは対話はできない。信頼関係が今まさに損なわれた」

と言って断って帰りました。

これがその当時の状況です。で執行部が退席した後に議事録を読むと当時の宍戸議長(清志会)ですけども、なぜ8つのうち4つしか受けなかったのか説明はされています。

ただ、その説明は執行部に対して言わなければ意味がない話です。実際私は「なんでなのか?」って(退席前に)聞いたわけですから、後の祭りです。

そして後の祭りの内容自体も執行部は一切連絡を受けていません。この議事録は私の方から全協の議事録ができた段階で情報公開請求をしてやっと手に入れてます。議会に、理由も含め説明する気がまったくなかったという事実がここに存在します

で、その宍戸議長が当時説明されていた理由、ここで話し出すとキリがないんですけども、どれも筋が通らない言い訳に終始しています。

故に結果として、対話ができない議会がそこに存在したという判断は不変です。

これは当時その場で先ほど申し上げた通り説明もしていますし、その後もいろんな機会において説明をしてきた内容です。

これが執行部のその時の対応であり、その以後の対応の全容です。

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熊高議員の反応

一部省略

市長に間接的に大下議長が「市長が謝罪に来れば全員協議会を開いても良いよ」というような話をされるんで、議会が謝罪を受けないといけないような内容だったのかな?っていうのが非常に私も今でも疑問に思ってるところがあるんですよ。

それでその前段として12月18日ですが、この時にも市長の追加案件ということで「安芸高田市議会基本条例における市民に対する説明責任について」ということを市長の方が提案されておるんですね。

それについても議会は「100条第12項の規定による議案の審査または議会の運営に関し協議又は調整という内容でないとできない」という風なことでこの時も断っておるんですね。

受けても良かったんじゃないかなという気がして、あらためて12月18日と今回の1月19日合わせてみて、市長が議会に謝罪をするようなかたちでもないだろうなという風な思いがしておるんですね。

そういった背景がある中で、市民の皆さんその辺がつぶさにはわからないと思ったんでこういった形で公の場で、その背景というのを明らかにしていきたいという思いでおるんですね。

でないと、市民の皆さんがなんで議会、市長は全員協議会をしてやらないの?

そういった疑問がずっと(市民から)ありましたんで、もう一度市長にお聞きしたいのは、今のような状況なので謝罪をする必要はないということをもう一度確認したいんですが、いかがですか?

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石丸市長の答弁

今、熊高議員からもあった通り、そして私の説明ですでに明らかになっている通り、執行部に何か落ち度があるんでしょうか?

大下議長が私に謝罪を求めているというような話は聞いたんですが、一体何に関してなのか皆目見当がつきません。今の議事録に書いてある様子からして、謝罪すべきはむしろ当時の副議長と議長だと思うんですけど。

私はその場で異議申し立てをし理由まで述べてます。正当性がどちらにあるかは明らかじゃないでしょうか?議会というのは議論をする場です。感情的な話をやり取りする場じゃないはずです。

何かをするなら「なぜならば」が必ず必要です。それをしてないのはどちらでしょうか?

最も私はそんな小さなところにこだわるつもりがないので、私の方から特段謝罪を求めませんし、求めてません。これまでもただただ変わらない方針は、いつでも対話は受けると!

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まとめ

今回は広島県安芸高田市の石丸伸二市長と議会が揉めている原因の一つである「全員協議会での市長の退席」について、石丸市長から答弁がありましたのでその内容について紹介させていただきました。

全ての発端は、いびき問題、恫喝問題、Twitterのつぶやきから始まりましたが、市長と議会とで何でそんなに対話がないのか?

全員協議会を行っていない理由として、議会側は全員協議会で市長が退席したことを根に持ち、清志会の議員は常にこのことを理由として反発していました。

しかしながら今回の熊高議員の一般質問に対する石丸市長の答弁でわかったことは、議会が対話から逃げている!説明責任を果たさない!ことでした。

是々非々と言いながら、まともに議論もせず難癖付けて否決する。否決した説明責任も果たさない!驚きを通り越して呆れてしまいます。

今回の一般質問以降、市民の反応や議会の様子がどうなるのか?変わるのか?変わらないのか?変化の兆しが見えてくるのか大変気になります。

引き続き安芸高田市の石丸市長と議会に注目していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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