2024年3月3日の『ザ・ノンフィクション』では、都内で4カ所のシェアハウスを運営する荒井佑介さんが登場します。
自身の経験から、若者たちの居場所をつくり、自立支援を行うシェアハウス運営を行っています。
今回は、そんな荒井佑介さんのプロフィールや運営する「サンカクシャ」について紹介します。
【ザ・ノンフィクション】荒井佑介のプロフィール
荒井佑介さんのプロフィールについて紹介します。
<経歴>
- 2008年:大学在学中から始めたホームレス支援を始めます。
- 2010年:子どもの貧困問題に取り組みます。
- 2019年:生活保護世帯を対象とする中学3年生の学習支援に長く関わっていたが、高校進学後に、中退、妊娠出産、進路就職でつまづく子達を見てきました。こういった事から、15歳から25歳くらいまでの若者を支援するNPO法人サンカクシャを設立。
【ザ・ノンフィクション】荒井佑介のサンカクシャについて
荒井佑介さんが代表を務める『特定非営利活動法人サンカクシャ』と活動内容について紹介します。
特定非営利活動法人サンカクシャ
<活動内容>
サンカクシャは、親や身近な大人を頼れない15〜25歳くらいまでの若者が孤立せず、自立にむかえるよう、若者の社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つのサポートを行なっています。
生きていく意欲、何かに取り組もうとする意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送り、自分らしく生きていくことができるようサポートをしていきます。
次に具体的にどんな活動をしているのか紹介します。
居場所づくり
サンカクシャは、人とのつながりや働く自信を身につけられる居場所づくりを行なっています。
サンカクキチ
安全な環境でくつろぐことのできるサンカクシャの交流拠点。
ゲームや漫画、楽器等を備えており、思い思いに過ごすことのできる空間です。
勉強などに集中するための作業スペースや、オンラインゲームに対応したPCルームも併設。
居場所の利用、夕食にあたり料金は頂戴しておりません。
引用:https://www.sankakusha.or.jp/
サンカクキチの雰囲気をを動画で公開中。
【サンカクキチ編】
ヨルキチ
ネットカフェで寝泊まりしている、家にいられないなど、夜に行く場所がない若者のために、居場所「サンカクキチ」を月2回、夜通し開放しています。
ゲーミングPCや漫画、ボードゲーム、仮眠スペースもあり、温かいご飯と飲み物、家のようにくつろげる空間を提供しています。
引用:https://www.sankakusha.or.jp/
ヨルキチの雰囲気をを動画で公開中。
【ヨルキチ編】
住まいのサポート
若者の住まいとしてシェアハウスと個室シェルターを運営。
仕事や生活のサポートもします。
サンカクハウス
若者の住まいとしてシェアハウスと個室を運営しています。
シェアハウスは月5万円前後で入居できます。
スタッフと住民みんなでご飯を作り食べる機会や個別面談などを実施しながら、1年〜1年半程度で一人暮らしができるまでの生活の再建を目指しています。
個室は3ヶ月程度の短期滞在型です。
相談に応じながら生活環境を整え、必要に応じた支援に繋げ、自力で家を借りて生活できるまでを伴走します。
所持金がないけど入居したい、緊急で泊まる場所がないなどの相談も受け付けています。
引用:https://www.sankakusha.or.jp/
【サンカクハウス編】
仕事のサポート
若者の仕事探しに伴走、働く自信を身につけるためのサポートを行なっています。
サンカククエスト
サンカクシャにつながる地域の企業から仕事の依頼を受け働く機会を提供、スタッフやボランティアが若者と一緒に仕事をこなし、若者の働く自信が身につくようサポート
引用:https://www.sankakusha.or.jp/
【サンカククエスト編】
イッショニバイト
働きたいけど働けない、何をしていいか分からないという若者たちを対象に、社会人ボランティアをはじめ他の機関と連携して、仕事の相談に乗っています。
若者一人ひとりに寄り添い、多様な働き方を参考にしながら、一緒に仕事探しや仕事が継続するようにサポートします。
引用:https://www.sankakusha.or.jp/
利用方法
利用するためには、次のステップに沿って、進める必要があります。
尚、現在新規受付は休止中です。
STEP.1お問い合わせ
※2024年2月1日〜2024年2月29日まで新規相談受付を休止させていただきます。
STEP.2初回の面談
サンカクシャのスタッフがご本人とお話しいたします。ご本人が希望する場合、紹介者様、保護者様の同席も可能です。
STEP.3見学
必要があれば、居場所や住まいなどの見学も可能です。
STEP.4利用の開始
ご本人の希望とこちらでできることをすり合わせし、必要なサポートを開始します。
まとめ
今回は『ザ・ノンフィクション』に登場した、都内で4カ所のシェアハウスを運営する荒井佑介さんのプロフィールや運営する「サンカクシャ」について紹介しました。
サンカクシャが行っている「居場所」「住まい」「仕事」のサポートは、上手く考えられた良いサポートだと感じました。
今後、こういった活動がより広く、より充実した内容で、多くの若者をサポートしてほしいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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