2023年12月26日、週刊文春が松本人志さんの飲み会の席での性加害報道を行って以降、第2弾、3弾、4弾と、告発者の数はどんどん増え、今や実名顔出し告発者も出るまでになりました。
もはやこの流れは止まらない勢いで、今後も続々と被害者が名乗り出る可能性が考えられます。
今回、これまでの報道内容を整理し、文春砲での告発者、FRIDAYでの告発者、そして実名での告発者について、それぞれがどんな内容事を告発したのかまとめてみました。
松本人志の性加害告発者まとめ!被害者女性A子さんから実名顔出しまで
これまで登場した告発者についてまとめてみたので紹介します。
週刊文春 A子さん(東京)
A子さんの体験
- 小沢から「携帯は邪魔だと思うから、全員ここに置いておいて」と命じられ、携帯電話を没収される。
- 松本から「俺の子どもを産めや」「なぁ! 産めへんのか!」と、A子さんは「このまま本当に殺されるかもしれない」と感じた。
- 何度も抵抗した後、右手だけで応えるようにしていましたが、しゃがみ込んだ途端に口に押し入ってきて最後は口内に出された。
- 放送作家Xから散々身体をもてあそばれた。
- 小沢がペニスを露出させ、A子さんに握らせた。
- 松本が「3人中、2人が生理やん。どないなってんねん!」と怒り始めた。(※Hできない女性を「生理」と呼ぶ)
- 松本は女性3人に対し、「番号を聞いてええか」と携帯番号を交換。
- ベッドルームにいた時間帯に小沢から心配を装う白々しいLINEが送られていた。
- A子さんは事件当日の深夜、松本と小沢にお礼のショートメッセージを送信している。
- 松本に身体を弄ばれた翌日、A子さんは友人に対し、恐怖の体験を明かしている。
2024年1月5日、小沢一敬とA子さんが当日に行っていたLINEのやり取りを「週刊女性PRIME」が報じる。
「週刊女性PRIME」の記事を受け、「とうとう出たね。。。」とポスト。
週刊文春 B子さん(東京)
B子さんの体験
- 小沢は「携帯は邪魔だからここに置いておいてね」と女性たちの携帯電話を回収。
- 松本から「セックスがダメなら口でヤって」「口がダメなら手でヤって」
- 松本から「君みたいな真面目な子に俺の子どもを産んでほしいねん。君の子どもがほしい」
- 松本は耳元で繰り返し「君の子どもがほしい」
- B子さんは胸元をもてあそばれ、心が折れた。
- 松本は「とにかく触って」と手でシゴくように言い、B子の手の甲を上から覆うと上下に動かし始め、手の中で果てた。
- 放送作家Xからショートメッセージが届き「松本さんが、また会いたいと言っています。ハイアットに来てくれませんか」「食事後、その先までのお付き合いを希望してます」「じゃあ、来なくて大丈夫です」
- B子さんは恐怖の1日を初めて交際相手に打ち明けた。
- B子さんはPTSDに悩まされ続けた。
- B子さんはお笑い番組を一切見なくなり、松本がテレビに映ったりすると、チャンネルを替えるようになった。
- B子さんは「小沢さんから捨て駒のように扱われた」と失意のどん底で苦しんだ。
- B子さんが松本の誘いを断った旨、小沢に報告すると連絡が途絶えた。
週刊文春 C子さん(福岡)
C子さんの体験
- 松本から「有名人と結婚して不倫すると嫁さんや相手の事務所にも迷惑がかかる。だから俺は素人と結婚したんや。有名人と結婚したら遊べへん。有名人と結婚する人は凄いわ」
- 黒瀬から「松本さんが2人きりになりたいって言ってるんだけど、どうかな」
- 寝室でバスローブに着替えた松本は「ちょっとエッチな気分になってきたんやけど……」と迫ってきた。
- C子さんはキスをされ、抱き寄せられ、最後は性行為をしました。
週刊文春 D子さん(大阪)
D子さんの体験
- 渡邊センスから「超VIPだから、今日の飲み会のことは誰にも言わんといてな」
- ホテルのエレベーター内で、渡邊渡邊センスから「携帯電話はあんまり触らんといてな。SNSとかにあげるのは絶対あかんで」と忠告。
- スイートルームの玄関で出迎えたのが、芸人のたむらけんじだった。
- 部屋飲み開始約2時間後、たむけんが「たむけんタイム、入りま〜す!」
- たむけんが1人1人を寝室に呼び出し「今日、誰が良かった? 今から誰と2人で飲みたい? 松本さんはどう?」と質問。
- たむけんが執拗に「松本さんとかええやろ?」と畳み掛ける。
- D子さんの友達が松本と部屋に残り、私を含めた他の全員が部屋を出た。
- 別れ際、たむけんから『はい、これ』と3000円のタクシー代だけ渡され帰らされた。
- 別れる直前、たむけんから「今日のことは、絶対言わんといてな」と忠告。
D子さんは「後で知ったことですが、私の周囲でも大勢の子が松本さんの部屋飲みに誘われ、最後は性行為をするように仕向けられていました。女の子を集めるのは、いつも渡邊さんでした」
週刊文春 E子さん(大阪)
E子さんの体験
- ホテルのエントランスに呼び出された2人は、渡邊から「相手はVIPやから」と告げられる。
- 部屋飲み開始約1時間半後、たむけんが「ほな、恒例のたむけんタイムでーす」
- 寝室に1人1人呼ばれた女性たちは、密室でたむらに「今日は誰とおりたいですか? 松本さんとは?」尋ねられる。
- E子さんが「ええです」と拒否すると、たむらは「ホンマにええの? 松本さんやで?」と繰り返す。
- E子さんはXを連れて部屋を出て『あんたら、こんなことばっかやってんの?』と聞くと『あー……』と。
- その後、タクシー代を渡されて帰った。
- 結局、その日は友人が松本に献上され、エッチをしたと本人から聞いた。
週刊文春 F子さん(福岡)
F子さんの体験
- 友人と複合商業施設「キャナルシティ博多」で後輩芸人Yと待ち合わせ
- 後輩芸人Yから「ごめん。週刊誌が張り込んでるから飲み会の場所がホテルの部屋になった」と場所がホテルに変更。
- 直前になって場所をホテルに変更し、断れないように持っていくのが彼らの手口。
- 夜7時半、F子さんは友人にLINEで次のように実況中継「松本人志がいることを知らずに部屋に入って驚くリハーサルしてる」
- 数時間が経過した頃、黒瀬が「F子ちゃん。別の部屋でみんなで飲もうかー」と部屋から去るよう急かされる。
- 松本は寝室に消え、F子さんの友人だけが残された。
- 黒瀬さん、Yさんらで飲みながら待機すること1時間弱。
- スイートルームに戻ると間もなく1万円を手渡され、私たちは帰らされた。
- 帰り際、「松本さんと関係を持った」と告白され、2人は「このシステム、ヤバいね」と顔を見合わせた。
- エレベーターホールに差し掛かったとき、彼女たちは2人組の女性とすれ違う。(これがなんとC子さんで第2陣でした。)
- F子さんたちは「深夜に女性2人が上層階に来ることは珍しく、『あの子たち、第2陣なんじゃないの』と話した記憶があります」
週刊文春 G子さん(福岡)
G子さんの体験
- G子さんは「なぜ、こんな異常なシステムが世間にバレないんだろうと、ずっと思っていました。今回、文春の記事を読み、松本さんが東京、大阪でも同じようなことをしていると知り、私の経験をお話しすることにしました」
- Yから松本の飲み会に参加する女性の手配を頼まれ、その際、2つの絶対条件を提示された。
- 2つの絶対条件「1つは、絶対にドタキャンしないこと。もう1つは、松本さんの許可が出るまで帰ろうとしないこと」
- 当時、Yは「大物飲み会」と称し、松本が収録に訪れる日のために様々な人脈を駆使してアテンドに励んでおり、知人女性たちに見せていたのが「指示書」。
- 2時間ほど過ぎた後、黒瀬に『これから2人っきりで』と言われ、G子さん以外の4人がサーッと部屋を去っていった。
- 友人ではなく、なぜかG子さんが松本に選ばれてしまった。
- 断れない雰囲気があり、約30分間、G子さんはまるで風俗嬢になった気分で『早く終わって』と祈りながら身を委ねた。
- G子さんは、エッチが終わった後は『毎回こうやって女性をモノのように扱っているんだな』と感じた。
- 性行為が終わった後、松本が「今日、泊まってく?」
- G子さんらは、「大物飲み会」のために、Yから「一度、肉体関係を持った子は駄目だから新しい子を連れてきて」と、女性の調達を依頼された。
- G子さんは吉本の人気芸人と福岡市内のレストランで会食していると、「“帝王”の飲み会、行ったんやろ?」と、松本を中心とする「SEX上納システム」は、吉本芸人の間では周知の事実だった。
指示書には「マクドナルド」「スタバ」「高校や中学の先生」「べんごし」「こうほうの女」「人妻(子供なし)」「CA」の欄には(ANA、JAL)と記され、「LCCはNG」という注意書きまである。
NGの項目には「茶髪」「モデル」「のみや」「美容師」「アパレル」などが記載されている。
週刊文春 H子さん
H子さんは、19歳の専門学校生で沖縄出身。
従姉妹らと4人で「JALプライベートリゾートオクマ」(現オクマプライベートビーチ&リゾート)のプールを訪れた。
H子さんの体験
- 松本は開口一番、「写真は絶対駄目やから」と告げた。
- 自己紹介で『19歳です』と言ったのに、仕方なくチューハイを飲むしかなかった。
- 松本は「ハニカミデートしようや!」と唐突に提案。
- 松本さんとペアになったH子さんは階段を下り、ワンランク上の別室に連れて行かれた。
- 松本はドアの鍵を閉めると、カーテンを閉め切る。
- 松本は「携帯番号を教えたるわ。よく沖縄に来るし、そのときも会えるから」と自分と性的関係を持つメリットを説明。
- しつこく迫ってくる松本さんを30分くらいかわしていたところ、突然、烈火の如く怒り始めた。
- 松本は「ほな、もうええわ!」と絶叫。コテージに戻り「お前らもうええ。帰れ!」と怒鳴り散らし4人を暗闇に放り出した。
- 後輩芸人の1人が「俺たちは誰がヤレるかを賭けてたんや。結局、誰もヤレないから松本さんもあんなに怒ってたんだよ」
- 後日、H子さんは高校時代の友人に、『ホテルで飲もう』と言われて付いて行ったら『ヤラれそうになった。人として酷い。嫌いになった』と報告している。
週刊文春 ピン芸人Z(よしもとの元芸人・名古屋)
名古屋よしもとの元芸人ピン芸人Z。
「松本が来る」となると、約1週間の準備期間に後輩芸人たちは美女集めに奔走します。
「当時、僕たちのような下っ端の芸人は、お笑いの帝王である松本さんに少しでも取り入りたいという想いで、必死に女の子を“献上”してきました。彼は、若手の『売れたい』という気持ちにつけ込んでいたのです。今考えると、若手芸人を馬鹿にしてますし、女性に対しても大変失礼ですよね」
引用:https://bunshun.jp:
吉本の中には、「昨日どうだった? ええタレ見つかった?」と確認する幹部や、「構成作家からも同じようなことを聞かれ、長年、暗黙の了解でそのようなことが行われてきた」と語っています。
FRADAY A子さん(大阪)
A子さんの体験
- 部屋に入り飲み会モードで2~3時間ほどすると、たむけんが「はい!じゃあそろそろ時間なので一人ずつ気に入った人の名前を言って終わりましょうか」と切り出す。
- 参加者が一人ずつ別室へと呼ばれ「男性陣4人のなかで誰が一番良かった?強いて言うなら誰?」としつこく迫られた。
- 困ったA子さんは「じゃあ、たむけんさんで」と答える。
- 集計を終えたたむけんが口にしたのは、「なんと二人とも松本さんでした~!」
- 松本は気分を良くしたのか、笑いながら『じゃあもう3人やな!』
- 松本が友人のカラダをポンと叩いて、『今日はこの子で。じゃああっち行こか』と友人を寝室へ連れていく。
- 残りのメンバーとA子さんは『俺たちは部屋出ようか』と話して部屋を出て解散。
- タクシーを拾った時、たむけんさんがタクシー代として3000円を財布から出し、断るとタクシーの運転手に強引に手渡していた。
- 解散から約1時間後、友人を心配していたA子さんの元に、一本の電話がかかってきた。
- 着信に出ると電話口の相手は友人ではなく、松本だった。
- 松本はA子さんに対し、リッツ・カールトンへ戻ってくるよう電話で伝えた。
- A子さんたちに向かって、「俺は上に乗ってもらうのが好きなんや」と話していた。
週刊文春 実名告白(大塚里香)
1月24日の文春砲第4弾で実名告発したのがフードコーディネーターの「大塚里香さん」です。
実は第3弾の中でも、実名を出さず当時の状況を告発していました。
また、昨年末に文春砲第1弾が発売された際も、自身のSNSで「文春の記事は真実だと思います」と投稿しています。
昔、私が18歳の時に
松本人志さんや後輩芸人さん達に
二次会で変な部屋に連れて行かれ
松本さんにベッドに連れて行かれ怖くてお断りしたらブチギレられて人格否定をみんなの前でされ後輩芸人さんは助けてくれなかったトラウマがあります。
文春の記事は真実だと思います。— 大塚里香 (@Ri0830ka) December 27, 2023
私が経験したのは18年前で、A子さんの事案は9年前のこと。時期は全然違いますが、松本さんが来ることを知らされない、携帯電話の使用を制限、松本さんと2人きりにさせるなど、手口はほとんど同じ。
長年にわたって、彼らが女性の尊厳を踏みにじってきたことに強い怒りを覚えたのです。
咄嗟にSNSに書き込んだので『18歳の時に』と間違えましたが、後できちんと調べると、当時19歳でした」
引用:https://bunshun.jp/
今回、実名・顔出しでの証言に踏み切った背景には、松本の提訴、そして告発者であるA子さんに共感し、「力になりたい」という思いがあそうです。
被害女性の中でも実名告発することはとても勇気ある行動で、影響力も大きいと思います。
SNSには応援する声も多く、誹謗中傷に負けず頑張ってほしいと思います!
大塚里香さんの体験
- 彼らは慣れた様子で「マッチングゲーム」を始める。
- 後輩芸人がやってきて、一人ひとり『誰がタイプ?』と尋ねる。
- 一次会終了後、松本と数人の後輩芸人が「週刊誌のカメラマンが張り込んでいるから」と、先にタクシーに乗車。
- 大塚里香さんたちは別の芸人とタクシーに乗り込んだ。
- 「道中で後輩芸人が『顔がバレちゃうと駄目だから(二次会は)松本さんの家になりました』と言われ、マンションの1室に誘導。
- 松本は1人で別の部屋に行き、その行動が合図になったのか、しきりに後輩芸人たちが私を急き立て始めた。
- 「松本さんのこと好きやろ? 部屋で待ってるから行ってきいや」「はよ行け。はよ行け!」「行くだけでええねん」と言われ、後輩芸人に無理やり連れて行かれた。
- 松本から「座りや」と言われた後、キスを迫られる。
- ベッドの腰を掛けた大塚さんは身体に伸びる手を拒み、精一杯の抵抗を試みた。「ちょっと今は……。もっと仲良くなってから」
- 松本はその言葉に激高し、「今日しないんやったら次もあるわけないやろ!」「さっき俺のこと好きって言ったやん」
- 松本を怒らせたことが怖くて部屋を出たら、松本が後を追ってきて『なんで俺とできないんや』『こういう女は笑ってるだけで何も考えてないねん。自分ってものがないねん』と人格を否定するようなことを延々言ってきた。
- 後輩芸人たちは「ほんまですねー」
- さらに松本は正座した大塚さんを見下ろし、「頭、空っぽやねん」。しばらく間、ひたすら言葉の暴力を浴び続け「帰れ」と言われた。
- 大塚里香さんは、恐怖と悔しさで湧き上がる涙を飲み込んだ。
- 『お母さん、助けて!』とお母さんに泣きながら電話。
- 数日後、松本から『俺のことを断る人間は今までいてへんかったんや』『えらい目に遭うぞ!』と言葉を掛けられた。
- 大塚里香さんは『芸能界を辞めたい』と悩む。
大塚里香さんのプロフィールや経歴はこちら。
SNS 実名告白(京野美麗)
2024年1月9日、セクシー女優の『京野美麗(きょうのみれい)』さんが、SNSで次の投稿をして話題になりました。
松本人志さん今頃か‥。
もう時効だけど。私も強制わいせつ行為を受けました。これからの裁判で何か役に立つなら協力したいです。
まっちゃん、後輩芸人使って昔からエグい合コンスタイルですよね!
それに比べて浜ちゃんは真面目に制作スタッフさんに気を使ってた様でお目にかかった事かありません。— 京野美麗 (@mirei_kyono) January 9, 2024
「私も強制わいせつ行為を受けました。」と投稿し、これからの裁判で何か役に立つなら協力したいです。とまで言ってます。
大塚里香さん同様に、被害者として勇気を出して告発しています。
京野美麗さんの詳しい記事はこちら。
まとめ
今回、松本人志さんのこれまでの報道内容を整理し、文春砲での告発者、FRIDAYでの告発者、そして実名での告発者について、それぞれがどんな内容事を告発したのかまとめてみました。
既にこれだけ多くの告発者が登場し波紋を広げています。
今後の裁判の行方が非常に気になるところですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
松本人志さんの弁護士が気になる人はこちら。
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