日本刀専門家のポール・マーティンは何者?【マツコの知らない世界】

ポールマーティン
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2024年1月30日の『マツコの知らない世界』では、現在、世界中で大ブームとなっている「日本刀の世界」について紹介します。

「日本刀の世界」を紹介するのは、ポール・マーティンさん、トゥミ・グレンデル・マーカンさん。

今回は、大英博物館の警備員から日本刀専門家になったポール・マーティンさんのプロフィールや経歴について紹介します。

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目次

日本刀専門家のポール・マーティンは何者?【マツコの知らない世界】

Paul-Martin

ポール・マーティンさんのプロフィールや経歴について紹介します。

ポール・マーティンのプロフィール

名前:ポール・マーティン(Paul Martin)
1965年生まれ
国籍:イギリス
在住:東京都
学歴:カリフォルニア大学バークレー校 修士
職業:日本刀専門家
専門分野:日本刀の歴史と文化、侍の歴史と文化、 日本の神話、 日本の皇室の象徴、 古代の日本の鉄と鋼鉄製造(たたら法)、日本刀の武道、神道、秘伝的な仏教、一般的な日本文化
日本の生活でのお気に入り:大好きなことを仕事にできること。
日本でのお気に入りの訪問地:後鳥羽上皇陵, 隠岐の島(島根県), 龍御前神社(島根県)の岩見神楽

父親が空手家だったため、日本文化との出会いは7歳の頃から父親から習った空手を通じて、武士道やサムライスピリッツ、日本の礼儀作法に触れていきました。

空手ではイギリスで3度の優勝経験があり、剣道と居合道も相当な腕前です。

日本刀に興味を持ったのは10代の頃で、黒澤明監督や高倉健さんの映画を観て、侍が腰につけている刀がかっこいいと感じたことがきっかけでした。

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ポール・マーティンの経歴

ポールマーティン

カリフォルニア大学でアジア研究の修士号を取得。

1993年、28歳の時に大英博物館の警備員として採用され、ある時、日本のギャラリーを案内されたとき、本物の日本刀を見て美しさにとても感動しました。

その時出会ったのが、ポールさんの運命を左右する人物のビクターハリスさん。

大英博物館の日本部門の部長でイギリス人の日本刀専門家です。

これをきっかけに自分も日本刀専門家になろうと、日本刀や日本語についてたくさん勉強し、5年後に日本部門のポジションが空いたタイミングで応募し、なんと警備員から念願の学芸員になることができました。

 

2003年、大英博物館は不況のために日本部門を縮小すること、日本部門での昇進の見込みがないことから退職を決意し、フリーランスに転向します。

アメリカのロサンゼルスにあるパシフィック・アジア美術館での日本刀展での開催を提案し、展覧会を開催。

この展覧会では責任者を務め、当時の来場者数の記録を塗り替えるほどの大成功を収めました。

 

2004年に「刀の専門家になるためには、日本人と同じように勉強しなければならない」と考え日本に移住し、林原美術館や全日本刀匠会での翻訳業務を担当しました。

2006年に日本で開催された刀剣鑑定会では、5振りの日本刀の作者を正解して外国人としては初優勝を獲得します。

2009年には、カリフォルニア大学バークレー校の留学生向けプログラムに修士課程での入学が許可され、大学で剣道の指導者として活動しました。

2012年に日本に帰国し、2013年の刀剣博物館の新年鑑定会では2位となりました。

2006年には、外国人として初めて、刀剣博物館主催の日本刀査定コンテストで入賞します。

2018年にも刀剣博物館主催の日本刀査定コンテストで2回目の入賞を果たします。

 

世界の多くのドキュメンタリーに出演し、日本刀についての書籍を翻訳。備前長船刀剣博物館は「外国人の一流日本刀専門家の1人」と述べています。

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日本刀専門家のポール・マーティンの出版物の英訳・寄稿

ポール・マーティン

ポール・マーティンの出版物の英訳・寄稿について紹介します。

2006年:「大野義光重花丁子の世界」(林原美術館 )
2010年:「The Facts and Fundamentals of Japanese Swords」 (講談社USA)
2016年:「日本の美: 日本刀」(学研プラス)
2016年:「Swords of Japan」 (東京美術 )
2017年:「鏨の華 -光村コレクションの刀装具-」(根津美術館)
2018年:「京の刀」(京都国立美術館)
2019年:「左文字の名刀」(刀剣博物館)

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日本刀専門家のポール・マーティンが語る日本刀の魅力

ポール・マーティンさんから見たの本当の魅力について、次のように語っています。

日本の刀は研ぐと木の板のような肌目や刃文がとても美しい。

そして日本刀には精神が込められていて、人間の感情を動かす力がある。そこが魅力的で面白いところですね。

引用:https://nhk-groupmall.jp/

そして、刀剣初心者に向けた鑑賞するポイントをについて教えてくれています。

・初心者の方は、できるだけたくさんの博物館や展示会などで名刀を見た方がいい。

・より多く見ることで良い刀と悪い刀を判別する力がつきます。

・専門用語を覚えることでより理解が深まります。

日本刀を学ぶことは日本文化をを知ることにつながると述べています。

日本人より日本を知り、誰よりも日本刀を愛するイギリス人のポール・マーティンさん。

今回、『マツコの知らない世界』では、どんな熱い語りを見せてくれるのか?大変楽しみです。

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まとめ

今回は、『マツコの知らない世界』で「日本刀の世界」について紹介する、ポール・マーティンさんについて紹介しました。

日本刀に魅せられて、住まいも仕事も日本刀の中心のポール・マーティンさんが語る「日本刀の世界」とはどのようなものなのか?

日本人として、日本刀の魅力が少しでも理解できるよう、番組を楽しみに観たいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

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