FIFAワールドカップカタール2022について
いよいよ今月の2022/11/20(日)~2022/12/18(日)に、『FIFAワールドカップカタール2022』
が開催されます。
4年に一度開催されるワールドカップは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催するナショナルチームによるサッカーの世界選手権大会。サッカーの大会において世界最高峰と位置付けられています。
7大会連続出場を決めた日本は、森保一監督率いる「森保ジャパン」として、11月1日に代表選手を発表し大会に臨みます。
前大会以上の成績以上、ベスト8目指して頑張ってほしいですね。
今回はドーハの悲劇で有名な「カタール」での開催だね。
日本代表の活躍、楽しみだなあ。
ワールドカップ本大会には、32チームが出場するぞ。
日本はGROUP Eで、スペイン、コスタリカ、ドイツ、
日本の4チームで、非常に厳しい戦いが想定される。
知らざれる最先端技術の導入
最新技術1:革新的なボール(アル・リフラ)
2022年ワールドカップの公式球、アル・リーラは革新的なボールとなってます。
この試合球はVARオフィシャルにリアルタイムのデータを中継するコネクテッド・ボール・テクノロジーを有し、ボールの中央には、モーションセンサーを備えたアディダスのサスペンション・システムが搭載されます。
もちろん、ワールドカップ公式球にこのようなテクノロジーが搭載されるのは今回が初めてとなります。
最新技術2:セミ=オートメイテッド・オフサイド・テクノロジー(SAOT)
カタール大会でオフサイドの判定を補助するために映像や人工知能(AI)を用いた最新技術を導入すると発表しています。前回ロシア大会で採用したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とともに、判定の精度とスピードを上げることを目的としています。
新技術は「セミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジー」と呼ばれ、全会場に設置する12個の専用カメラで、ボールや選手の手足の動きを細かく追尾します。加えてW杯公式球に埋め込んだセンサーが蹴られた瞬間を検知。収集したデータを組み合わせた上でAIを用い、選手がオフサイドの位置でボールを受けた場合は映像担当の審判員に自動的に通知される仕組みとなっています。
この新技術は、スタジアムの屋根の下に設置された12台の専用トラッキングカメラを使って、ボールと個々の選手の最大29のデータポイントを1秒間に50回追跡し、ピッチ上の正確な位置を計算するものである。収集された29のデータポイントには、オフサイド判定に関連するすべての情報が含まれている。
さらにカタール2022の公式試合球であるアル・リフラは、ボール内部に慣性計測装置(IMU)センサーを搭載しており、難しいオフサイドを検知するためにさらに重要な要素を提供する。ボールの中央に設置されたこのセンサーは、1秒間に500回、ボールデータをビデオオペレーションルームに送信し、キックポイントを非常に正確に検出することができる。
トラッキングデータを組み合わせ、さらにAI(人工知能)を応用することで、味方のボールがプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいたアタッカーがボールを受けると、ビデオ・オペレーションルーム内のマッチオフィシャルに自動的にオフサイドの警告を表示する。ビデオマッチオフィシャルは、審判に伝える前に、自動的に選択されたキックポイントと、選手の手足の位置を計算して自動的に作成されたオフサイドラインを手動で確認し、提案された判定を検証する。このプロセスは数秒以内に行われ、オフサイドの判定をより速く、より正確に行うことができるようになる。
引用元:FIFA
最新技術3:アドバンスド・クーリング・テック
カタールでの競技会場全8スタジアムのうち、7会場でスタジアム内の気温を下げた状態を維持する革新的なテクノロジー、“アドバンスド・クーリング・テック”が導入されます。これは、カタール大会は持続可能性が旗印となっており、環境に配慮した最新の空調システムが導入されます。
スタジアム内の気温は22度前後に維持され、選手とファンにとっての最適な温度に設定され、快適な環境でプレー、応援が楽しめることになるでしょう。
スタジアムの近くにエネルギー供給所があり、そこからパイプラインを伝って冷水が会場に運び込まれ、この冷水がスタジアムで利用され、冷風がフィールドの選手とスタンドの観客に届けられる仕組みです。
Stadium 974は海岸沿いに位置するため、アドバンスド・クーリング・テックが導入されていない唯一のスタジアムとなりますが、クーリングの必要性がないことから、自然の換気に委ねられることになります。
最新技術4:解体可能なスタジアム(Stadium 974)
2022年ワールドカップの会場の1つであるStadium 974は、完全に解体できるスタジアム。
その名の通りスタジアムは輸送用コンテナ(974個)とスチームのフレームで組み立てられており、持続可能な環境に配慮した設計で、大会後は解体して部材の再利用を予定しています。
従来のスタジアムと比較して少ない材料で建築されることから、費用対効果でも非常に優れていると言われています。
最新技術5:Bonocle: 視覚障害者がアクセスしやすい大会に
視覚障害のあるサッカーファンも2022年ワールドカップを楽しむことが可能になります。
“Bonocle”と呼ばれる革新的な製品が、デジタルコンテンツを点字に変換し、視覚障害のファンがワールドカップコンテンツにアクセスでき、大会を楽しむことができるようです。
Bonocleについて、創設者は「Bonocleは、今まで不可能とされてきた新たな方法で世界中の視覚障害者のコミュニティがワールドカップを体験できるようにする。ほとんど制限なくドーハを移動するのを助け、ナビゲーションやインターアクションといった面でもさらなる自由をもたらすことができる」と語った。
引用元:GOAL.COM
まとめ
今大会のワールドカップでは、日本代表の活躍も楽しみですが、どんな場面で今回紹介した最新技術が活躍するのか?従来であれば、審判の判断ひとつで勝敗が決するような試合でも、AIや最新技術により、納得性のあるジャッジが下されるのか?
違った意味でワールドカップが楽しめるのか、大変楽しみです。
最後に、日本代表がベスト8を目指して、どんな試合で感動を与えてくれるのか?大変楽しみです。日本代表の飛躍に期待したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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