水中考古学の革命児と言われる『山舩晃太郎』さんが、「クレイジージャーニー」に出演し、二千年前に沈んだ古代ローマ船発掘調査の様子を放送する予定です。
今回はそんな山船晃太郎さんのプロフィールと経歴について調べてみました。
来週月曜日21時からのクレイジージャーニーに出演します🤿
アドリア海の水深40mに沈む古代ローマ船の水中発掘に同行取材していただきました🌊⛵️🌊
水中考古学の面白さが盛り沢山になっています。
考古学好き・歴史好きの方は是非ご覧下さい🙇🏻♂️#水中考古学 #船舶考古学 #古代船#フォトグラメトリ https://t.co/gDPDH665Xp— 山舩 晃太郎 💙💛(水中考古学・船舶考古学者) (@KYamafune) February 1, 2023
山舩 晃太郎プロフィール
生年月日:1984年3月21日(38歳)
出身地:秋田県
出身校:法政大学文学部
研究分野: 水中考古学、船舶考古学博士
経歴1:水中考古学との出会い
井上さんは、40歳を過ぎてから脱サラし、あのテキサスA&M大学に留学、英語は苦手だったが大学院で修士号を修めた
「アメリカで水中考古学を学んでみたい!」
経歴2:渡米後のエピソード
山舩さんは英語力はゼロに等しかったのに、スーツケースひとつで渡米しています。
そんな勇気と行動力のある山船さんですが、渡米してから「おもしろエピソード」がありましたので、いくつか紹介します。
・アメリカで住む場所も決めないまま渡米したことで、前代未聞と笑いの種に!
・マクドナルドに行ったが店員の英語が理解できず、何も買わず退店!
・「How are you」に対して「I’m fine thank you」しか返答できず!
・渡米半年後にTOEFLを受け、読解に至っては1点。合計でも30点以下!
・入学後の最初の授業では、教授の話す内容が一言も理解できなかった!
・授業の音声を録音させてもらい、調べて理解するため週3で徹夜!
渡米後のエピソードを見ただけで、山舩さんが天然だということと、英語で相当苦労した事、目的のためには努力を惜しまないタイプということが良くわかります。
その甲斐あって大学院2年生の時に、成績は足りなかったのに熱心さが認められ「沈没船の復元再構築」を教える教授の助手となることができました。
その後、2012年には修士号、2016年には博士号を取得しています。
大学院修了時に書いた博士論文は、水中考古学会で最も権威のある国際学会で、「新技術・フォトグラメトリを応用し、沈没船復元再構築の理論を進化させる方法」について発表。
(※フォトグラメトリ・・・画像データを工学スキャンデータとして応用し、デジタル3Dモデルを構築する技術)
発表後は教授から最大限の誉め言葉と、他の研究者たちから非常に高い関心と評価を受けたため、世界中から共同発掘や研究依頼がくるようになり、今に至ります。
国際学会で発表した「フォトグラメトリを応用し、沈没船復元再構築」する技術は、山舩さん独自の技術であり強みであり、水中考古学史上、非常に革新的な技術だった事から「水中考古学の革命児」と呼ばれる由縁ではないかと思われます。
例えばChasing M2やFifishV6などの水中ドローンを使ったフォトグラメトリでは、水深80mまでであれば、透明度3~4m程度で真っ暗な環境でも、このような3Dモデルが作成できます。ワークショップではカメラのセッティングや機材の取り付けのコツ・秘訣も紹介します。#フォトグラメトリ #拡散希望 pic.twitter.com/vby3s4RBmy
— 山舩 晃太郎 💙💛(水中考古学・船舶考古学者) (@KYamafune) January 12, 2023
まとめ
今回、2月6日(月)21:00~「クレイジージャーニー」に『山舩 晃太郎』さんが出演するため、プロフィールと経歴について調べてみました。
現在では世界各地からの依頼が多く、年間300日以上を海外で過ごすほどの水中考古学者ですが、過去にはたくさんの苦労があり、目標のためにひたむきに努力を積み重ね行動してきたからこそ、今があるという事がわかりました。
そして、『山舩 晃太郎』さんら水中考古学者はトレジャーハンターたちと戦っていることを知りました。トレジャーハンターは金銭目的で歴史的遺産を破壊してしまいます。一方、水中考古学者たちは歴史的遺産を守るためにも、トレジャーハンター達よりも早く調査を行っているのです。
今回番組の予告を見ると、「スタッフの無神経質問に山舩怒り」とありましたので、水中考古学者の山舩さんの思いを知らず、番組スタッフが無神経な質問をしたと思いますが、詳細は番組を見てのお楽しみということで!失礼させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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